中山 高陽(なかやま こうよう・1717-1780)先生に学ぶ

『梅道人墨竹譜』(ばいどうじんぼくちくふ)

成立年 1751年

場所  大坂

巻冊数 1巻1冊


関西から関東へ 文人画の新風

梅道人とは元末四大家の一人、13-14世紀の画家・呉鎮(ごちん)のことで、墨竹や山水の名手とされる。

梅道人に私淑した高陽は、土佐に生まれ育ち、若いころから儒学や書、南画を学び、42歳の時には江戸に出て塾を開く。関西で盛んだった文人画を江戸に伝えたのは彼だ。のちに谷文晁の師となる渡辺玄対も、その弟子の一人である。


・Ebiコレクション本(1巻1冊) 立命館大学 ARC古典籍ポータルデータベース Ebi1622

・龍谷大学図書館本(1巻1冊) 龍谷大学図書館 貴重資料画像データベース 720.9-63-1


<模写について>

模写したページ ①https://www.dh-jac.net/db1/books/results1280.php?f1=Ebi1622&f12=1&enter=portal&lang=ja&skip=17&-max=1&enter=portal&lang=ja 18ページ目

模写の方法 PC画面を見ながら臨模

使用した紙 永豊(中国紙、100枚 600円)

使用した筆 歌垣(龍枝堂製、2000円)

使用した墨 濃墨液(古梅園製、200ml 800円)

デジタルアーカイブ模写派!

かつての画家たちが、なんども筆でうつし、まなび、脈々と我が物にしてきた、絵画の教科書「絵手本」。 絵手本にならうことは、実際には会うことの叶わない、いにしえの名人たちとの対話であり、また、学習の時間でもありました。 いまは、検索によってそれらをWEB上で自由に見ることができる時代です。 このサイトでは、絵を描くものの目線で「学びたい」と思う絵手本のデジタルアーカイブを集めてみました。