長谷川 等雲(はせがわ とううん・?-?)先生に学ぶ

『絵本宝鑑』(えほんほうかん)

長谷川等雲(はせがわ とううん)画、橘 宗重(たちばな むねしげ)著

成立年 1688年

場所  大坂

巻冊数 9巻9冊

中国故事の紹介本

おもに中国の故事に由来する画題をとりあげ、絵とともに紹介している本。登場する人たちの中には、日本絵画が好きな人なら「どこかで見たことがある」と思うポーズで描かれた人もいるかもしれない。ある画題を表現する際に定番となる描き方を教えてくれる本のようなので、創作の際の種本にもなったことだろう。


・東京藝術大学附属図書館本(9巻9冊) 国文学研究資料館新日本古典籍総合データベース

・茨城県立歴史館本(5巻5冊) 国文学研究資料館新日本古典籍総合データベース

・UC Berkeley East Asian Library本(9巻9冊) 立命館大学ARC古典籍ポータルデータベース

・Ebiコレクション(1-5巻のみ5冊)立命館大学ARC古典籍ポータルデータベース


<模写について>

模写したページ ①https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100266074/viewer/142

        ②https://www.dh-jac.net/db1/books/results1280.php?f1=UCB-hp4090-03&f12=1&enter=portal&lang=ja&skip=15&-max=1&enter=portal&lang=ja#

模写の方法 PC画面を見て臨模

使用した紙 永豊(中国紙、100枚 600円)

使用した筆 精品双料小写巻(善璉湖製、480円)

使用した墨 濃墨液(古梅園製、200ml 800円)


デジタルアーカイブ模写派!

かつての画家たちが、なんども筆でうつし、まなび、脈々と我が物にしてきた、絵画の教科書「絵手本」。 絵手本にならうことは、実際には会うことの叶わない、いにしえの名人たちとの対話であり、また、学習の時間でもありました。 いまは、検索によってそれらをWEB上で自由に見ることができる時代です。 このサイトでは、絵を描くものの目線で「学びたい」と思う絵手本のデジタルアーカイブを集めてみました。