酒井 抱一(さかい ほういつ・1761‐1829)先生に学ぶ

『鶯邨画譜』(おうそんがふ)

成立年 1817年

場所  京都

巻冊数 1巻1冊

抱一の魅力を十分に伝える版画

私淑した尾形光琳の画風をすっかりものにしきって円熟期に向かう、抱一56歳の作だ。端正な線と、たらしこみのグラデーションを再現した彫りと摺りの技術も見事だ。版によって色がさまざまで、見比べるのも楽しい。


・神戸大学附属図書館本(1巻1冊) 国文学研究資料館 新日本古典籍総合データベース DOI:10.20730/100273658

・国立国会図書館本(1巻1冊) 国立国会図書館デジタルコレクションJAPAN SEARCH DOI:10.11501/2542559

・The Metropolitan Museum本(1巻1冊) The Met Collection立命館大学 ARC古典籍ポータルデータベース 2013.699

・Ebiコレクション本(1巻1冊) 立命館大学 ARC古典籍ポータルデータベース Ebi0595

・The British Museum本(1巻1冊) 立命館大学 ARC古典籍ポータルデータベース BM-JIB0493

・The British Museum本(後編 1巻1冊) 立命館大学 ARC古典籍ポータルデータベース BM-XBL106


<模写について>

模写したページ https://www.metmuseum.org/art/collection/search/78620 11ページ目

模写の方法 JPEGダウンロード後、プリントアウトして敷き写し

使用した紙 永豊(中国紙、100枚 600円)

使用した筆 選毫円健(蘇州湖筆製、900円)

使用した墨 濃墨液(古梅園製、200ml 800円)


デジタルアーカイブ模写派!

かつての画家たちが、なんども筆でうつし、まなび、脈々と我が物にしてきた、絵画の教科書「絵手本」。 絵手本にならうことは、実際には会うことの叶わない、いにしえの名人たちとの対話であり、また、学習の時間でもありました。 いまは、検索によってそれらをWEB上で自由に見ることができる時代です。 このサイトでは、絵を描くものの目線で「学びたい」と思う絵手本のデジタルアーカイブを集めてみました。